家庭用脱毛器っていつ使うべき!?お風呂上がりはダメって本当?
せっかく買った家庭用脱毛器なのに、一日のうちどのタイミングで使えばいいのかわからなくてそのまま……なんてことはありませんか?
お仕事や学校の授業がある日中はもちろん、忙しい朝に使うのもなかなかキビしいですよね。
ゆっくりできる夜ならOKかなと思って調べたら、脱毛サロンのサイトには「脱毛後の入浴は控えて」との注意書きがあり……。
じゃあどうしろと!?とお困りのあなたのために、今回のコラムでは、1日の中で家庭用脱毛器はいつ使うべきなのか?を解説します。
注意しておきたい日常生活の中でのお肌のお手入れについてもまとめました。
家庭用脱毛器を使うなら「お風呂の前後」は避ける
実は、「一日の中で脱毛器をいつ使うか」は、脱毛の効果をとくに左右することではありません。
毛の生え変わるサイクル「毛周期」とは異なり、一日のうちで脱毛が効果的なタイミング、家庭用脱毛器の照射が効きづらいタイミングというものはないのです。
日中使っても、夜使っても都合のいい時間帯でOK。
しかし夜に使いたい場合は、上でもお伝えしたようにお風呂の直前やお風呂上がりすぐの時間帯を避けるのがベターです。
その理由について確認していきましょう。
脱毛後のお風呂は肌トラブルのもと
お風呂の前後を避けたい理由は、ズバリ「お風呂が肌トラブルにつながりやすい」から。
サロンの美容脱毛やクリニックの医療脱毛といった場合、以下のような指示をされることが多いです。
- シャワーは施術当日からOK
- 湯船に浸かる入浴に関しては翌日以降
- 翌日の入浴は普段よりも低めの水温、短い時間で
家庭用脱毛器の出力はサロンのものよりも劣りますが、肌の状態が少なからず敏感になることは変わりありません。
ですので、入浴で肌に負担をかけてしまうと、脱毛後によくある肌トラブルを引き起こす原因になり得ます。
赤みやかゆみなどの炎症
脱毛直後の肌は皮膚内に熱がこもり、軽いやけどを負っています。
熱めのお湯に浸かってしっかり入浴をしてしまうと、皮膚内の熱がうまく放出できずに肌トラブルを起こす恐れがあります。
また、施術した部分をゴシゴシ洗ってしまうことで摩擦が起こり、肌に負担がかかります。
毛嚢炎(もうのうえん)
毛嚢炎は、毛穴の奥で毛根を包んでいる部分「毛包」に細菌が入り込み、感染することで起こります。
浴槽内にも雑菌は少なからず存在しています。適切な掃除をしていなかったり、家族など多数の人が入ったりするお風呂であれば、なおさら雑菌が多いものです。
毛穴が傷ついて肌のバリア機能も低下している脱毛後は、雑菌を毛穴内に侵入させやすくなっているのです。
お風呂上がり、すぐに脱毛器を使うのも避けて
お風呂でムダ毛処理をする延長線上のような感覚で、お風呂上がりに脱毛したい人も多いのでは。
しかし、お風呂上がりの肌はほてって熱を持っていますよね。
お風呂直前の脱毛と同様、照射のダメージを受けやすく、炎症や火傷などの肌トラブルを引き起こす可能性が高まっています。
脱毛器には冷却機能が付いているものもありますが、お風呂で全身しっかり温まった肌をクールダウンさせることはできません。
お風呂上がりに脱毛をしたい場合は、一定の時間を置いてほてりが取れてから行うようにしましょう。
脱毛中の肌はお風呂やケアの工夫でいたわって!
脱毛をした後の肌はとってもデリケート。
家庭用脱毛器を当て終わったときや、脱毛した日のお風呂で気遣ってあげれば、肌トラブルをおこすことなくうるおいを維持できますよ。
お風呂は適切な温度と時間で
温度の高いお湯に浸かったり、長風呂をしたりすると肌への負担が増してしまいます。
一般的にお風呂のお湯の温度は高くても38度~40度と言われています。
これよりもなるべくぬるめのお湯を張り、長風呂のもととなるスマートフォンの持ち込みなどは避けましょう。
摩擦はNG!ボディソープはよく泡立てて
先ほどもお伝えした通り、体を専用タオルなどでゴシゴシと洗うことは摩擦のもと。
肌トラブルにつながらないよう、しっかり泡立てたボディソープで撫でるように優しく体を洗いましょう。
保湿をしっかり行って
脱毛にともなう肌トラブルの大きな原因は乾燥ですから、うるおいがとにかく大事。
低下したバリア機能を高めるためにも、脱毛後の肌は保湿力が高い化粧水やクリームでケアしましょう。
炎症があればクーリングを
肌に赤みやかゆみなどの炎症が生じてしまった場合、クーリングが効果的です。
タオルを冷たい水で濡らすか、保冷剤を厚手のタオルに包んで患部に当て10分ほど冷却します。
保冷剤を直接患部に当てると、冷却のしすぎでかえって肌の負担となるためNG。
冷やす際は、お肌への刺激を最小限に抑える工夫をしましょう。
家庭用脱毛器を使うタイミングは、お風呂前後を避ければOK
家庭用脱毛器っていつ使えばいいの?どうすればいいの?
脱毛器を買ったばかりのビギナーユーザーさんに限らず気になるところですよね。
今回のコラムが参考になれば幸いです。
使用のタイミングは脱毛効果を促進するというより、脱毛にともなう肌トラブルを避ける意味で気にしてほしいところ。
光脱毛(フラッシュ脱毛)方法の特徴上、どうしても肌に刺激はかかってしまいますから、それを炎症や毛嚢炎などにつなげないためには不可欠な配慮です。
家庭用脱毛器を正しく使って、肌トラブルなしの快適な脱毛をしましょう!
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