家庭用脱毛器の効果をアップさせる使い方・脱毛前後のケアとは?
もくじ
家庭用脱毛器を使う際に心配なのは効果と肌への影響です。
脱毛サロンなら使用される脱毛器に冷却機能があったり、脱毛前後や脱毛時に専用ジェルを塗ったりと肌への負担を軽減する工夫があります。
しかし、自宅用の脱毛器には冷却機能はありませんし、冷却ジェルなどを用意することもできませんよね。リスクを軽減するケアの方法に悩みます。
また、どうすれば脱毛器の効果を最大限に生かせるのかわからないという声も多いです。
今回は脱毛器を使用する際の肌のケア、脱毛器の効果的な使い方について特集します。
キレイな肌は脱毛効果もアップ!脱毛機使用前の注意点と準備
乾燥肌には脱毛器はNG
脱毛前に肌の水分量を測り、一定の数値に満たなければ施術をしないとする脱毛サロンがあるのはご存知でしょうか?
実は、乾燥している肌は水分量が十分な肌に比べてバリア機能(※)が低下しており、敏感です。
肌トラブルを起こしやすいのはもちろん、痛みも感じやすいと言われています。
脱毛サロンでは、
- 乾燥肌(肌トラブルリスクが高く、痛みが感じやすい)=出力を下げて施術
になります。
当然、セルフケアもこれに習う必要があります。
機械を使用しての肌チェックは難しいですが、目に見えて乾燥している場合は脱毛器の使用を控え、保湿ケアを頑張りましょう。
手足などは特に乾燥しがち。普段からボディローションやクリームなどを使用して乾燥から肌を守りましょうね。
※バリア機能とは……乾燥や外部刺激から肌を守ってくれる機能のことです。肌の水分を閉じ込め潤いを保ってくれます。バリア機能が弱まると外部の刺激に敏感になったり、肌のトラブルや老化を引き起こしやすくなります。
肌の色に準じて照射レベルを変える
日焼けをして肌のトーンが暗い方、色黒の方は照射レベルを下げてください。また、日常的に日焼けマシンを利用している方は使用自体を控えましょう。
脱毛器の光が強く反応しやすく、火傷の原因や痛みを強く感じるリスクがあります。
脱毛器の光は業務用・医療用・家庭用問わず、メラニン(つまり黒)に反応するようにできています。このため、光脱毛は毛が黒く、肌が黄色いアジア人(日本人)向けと言われています。日焼けして焼けた肌にも反応してしまう可能性があります。
日焼け直後もNG!
肌が黒くなっていなくても、日焼けをした直後の脱毛はNGです。
日焼けは火傷と同じ。炎症を起こしている肌へさらに熱を当てることになるので絶対にやめてください。
照射前は保冷剤などで肌を冷やしてから!
家庭用脱毛器を使用する際に用意したいのはサングラスと保冷剤。
サングラスはともかく、保冷剤を面倒と思う方も多いかもしれません。
実際保冷剤を当てて、脱毛器を当てての繰り返しはとても大変です。
しかし冷やすことで肌のトラブルや痛みの回避が可能。
リスクを軽減するため・痛みで脱毛器を使用するのがイヤにならないよう、必ず使用しましょう。
めんどくさがりの方は大きめの保冷剤を用意してくださいね。
乳液やボディクリームは照射前には厳禁!
脱毛サロンでは照射前にジェルを塗ることもありますが、それは脱毛器専用のジェルであったり、効果に影響のない専用のモノです。
いずれにしても業務用になりますので、一般流通は少ないですし入手も難しいです。
だからと言って自宅で手持ちの乳液やボディクリームを照射前に使用するのはやめましょう。うまく光が当たらず、効果がでにくくなります。
脱毛前は何も塗らずに肌を冷やすのみです。
メイクや日焼け止めも落としてくださいね。
脱毛器の当て方・当てる際の注意!
できるだけ垂直に
照射する際、できるだけ脱毛器と肌に隙間がないようにしてください。
垂直に当てることを意識するとうまくいきます。
しかしあまりにも神経質になりすぎると続きませんので、大きな隙間がなければ大丈夫!の精神で行きましょう。
「無駄打ちは絶対にイヤ!」という方は
- 肌に対して垂直に脱毛器を当てる
- 隙間を作らないようにぴったりと肌にくっつける
を意識して行ってください。
ハイライトペンシルなどで印をつけて照射漏れを防止
自分で繰り返し照射していると、照射漏れがないか気になるという方もいらっしゃいます。
心配な方はどこまで当てたのかをハイライト用のペンシルなどで印をつけるのがおすすめ。持っていないからと言って黒やブラウンのペンシルで行わないようにしてください。
脱毛器の光が黒に反応して火傷などのトラブルになってしまうこともあります。
ほくろやシミは隠す
サイト内のコラムで何度かお伝えしているように、ほくろやシミは隠しましょう。
理由は上の項目や日焼けと同じ、脱毛器の光がメラニンの色素に反応してしまうからです。
隠すアイテムとしては
- コンシーラー
- 絆創膏
- 修正液
などがあります。
手軽・安全なのは絆創膏。
コンシーラーは擦ると落ちてしまう可能性もありますし、修正液はなかなか落ちない・肌荒れの原因にも。
家庭用脱毛器を使用するベストなタイミングは?
多くの脱毛器では、使いはじめに限り週1~2回など高い頻度での使用を推奨されます。
お使いの脱毛器の取り扱い説明書にある通り使ってください。
毛量が少なくなってきたら1ヵ月~2カ月に1回程度を目安にケアを行いますが、その際はどういったタイミングで行えば良いのでしょうか?
おすすめなのは【生理後】です。
生理前、生理中は肌が荒れやすい傾向にありますし、普段より肌が敏感でトラブルになりやすいと言われています。
生理前後の肌荒れに身に覚えのある方もいらっしゃるかと思います。
女性ホルモンは身体だけではなく、肌の状態にも大きな影響を及ぼします。
お肌の状態も良く、気分的にもポジティブになりやすい生理後がベストなタイミングと言えます。
モチベーションも高く保てますので、このタイミングで行うのがメンタル的にも良いかもしれません。
アフターケアは手持ちの化粧水ボディローションでも良いのでしっかり!
脱毛器での照射が終わった後、そのままにしてはいけません。
熱のこもった肌の鎮静化と保湿をしっかり行います。再度保冷剤を使用。このため、保冷剤はできるだけ多めに冷やしておきましょう。
この時に使う保湿用のローションは手持ちの化粧水、ボディローションで構いません。冷蔵庫で冷やして使用すると冷却と保湿が同時に行え、一石二鳥です。
おすすめできないのは油分の高いボディクリーム。
使用するなら化粧水やジェルなどでよく保湿してからです。どちらかと言えば水分が蒸発しないように蓋をするような役割ですから、脱毛直度に使用するのは適切ではありません。
まとめ
- 日頃から肌の保湿は十分に行う
- 乾燥、荒れた肌・日焼け肌には脱毛器を使用しない
- 脱毛器使用前は何も塗らない!冷やすだけ!
- 脱毛器はできるだけ垂直に当てる
- ほくろやシミは隠して照射
- 使用後のアフターケアは念入りに!
注目の家庭用脱毛器ランキングBEST3
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1位
OPUS BEAUTY 03 Power Pro
アイスクール機能搭載で痛くない!
OPUS BEAUTY 03 Power Proは業務用メーカーが開発した本格家庭用脱毛器。業務用脱毛機器並みのパワーで肌を冷やながら照射できる「アイスクール機能」を搭載しているため、痛み無く脱毛処理が可能です。価格も比較的手ごろなので、高いコストパフォーマンスを求める方におすすめのマシンです。
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2位
CLEAR / SP BiiTo2
サロン並みの脱毛効果を発揮!
CLEAR / SP BiiTo2は美容光によって肌への負担を軽減しつつ、高い脱毛効果を発揮する家庭用脱毛器です。コンパクトなボディも特徴の一つで、顔まわりやビキニラインのようなデリケートな部位にも使いやすいです。
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3位
ケノン
知名度抜群の有名脱毛器!
家庭用脱毛器と言えば「ケノン」と答える人も多い有名マシン。10段階の照射レベル調整が可能で、使用する人の毛の濃さや肌の敏感さに合わせた脱毛施術が可能です。可能照射回数が300万回と非常に多い点も魅力の1つです。