家庭用脱毛器を使用する際の注意点・NG集

家庭用脱毛器は、わざわざサロンに通わなくてもおうちで脱毛できる便利なアイテム。
サロンで使われる業務用脱毛機に比べると出力が抑えられていて、素人でも安全に取り扱えるように作られています。

いくらパワーが弱いとはいえ、使い方にはもちろん注意が必要です。サロンに通うときと同じくらい準備万端にしてから使いましょう!

脱毛前は肌を清潔に

脱毛器の効果を最大限にするために、照射する前の肌は清潔にしておきましょう。
肌に汗や皮脂などの汚れや制汗剤・日焼け止めなどが肌に残っていると、その成分が毛穴に入り込んで光が届きにくくなり、脱毛器の効果が弱まってしまいます。制汗剤や日焼け止めの場合は含まれている添加物が光と反応し、肌の炎症などを引き起こす危険もあります。

外から帰宅後に脱毛をする場合などは特に、肌に余計なものが残っていないかチェックしてから行いましょう。

脱毛前日にシェービングする

脱毛サロンやクリニックで施術を受けるときと同じですが、脱毛する前日にシェービングを済ませておきましょう。
毛を短くしておくことで毛穴の奥の方まで光が届くので、脱毛効果が高くなります。

できれば前日に行うのが望ましいですが、当日や直前にする場合は特に肌を傷つけないように注意しましょう。シェービング後の保湿も忘れずに!

脱毛の前後は肌を冷やす

脱毛に使う光は強いエネルギーを持っており、そのまま肌に照射するとやけどや強い痛みなどの原因になります。
サロンで施術するときには必ず冷却用のジェルを塗るか、冷却機能付きの脱毛機で冷やしながら照射していきます。
おうちで脱毛するときも、保冷剤などを使って肌を冷やしてから照射するようにしましょう。照射後の熱を持った状態の肌もしっかり冷やします。

何回も使って慣れてくると面倒くさがりがちですが、肌を守るための大事な工程です。照射前後の冷却は絶対にサボらないで!

照射ヘッドを清潔にする

サロンであればスタッフの方が全部やってくれますが、家庭用脱毛器を使って脱毛する場合は自分でやらなくてはいけません。
家庭用脱毛器の照射面に皮脂などの汚れがついていると光がムラになり、照射漏れが起きるリスクがあります。ヘッド部分はいつも清潔にし、汚れが気になる場合は除菌シートなどでキレイにしましょう。

しっかり保湿する

乾燥した状態の肌に脱毛器を当てると、やけどや痛みのリスクが高くなります。
また、熱を浴びた脱毛後の肌はとても乾燥しやすい状態。家庭用脱毛器を使う前と後には、化粧水や保湿ジェルなどでたっぷり水分補給してあげましょう。せっかく入れた水分が逃げないようにオイルやクリームでフタをするのも忘れずに!

毛周期を考えて期間を空ける

いくら手軽にできるからといって、毎日のように照射してはいけません。肌へのダメージに繋がりますし、本来の脱毛効果が得られなくなってしまいます。それには「毛周期」が大きく関係しています。

「毛周期」とは人間の体毛が生え変わるサイクルのこと。
「休止期」「成長期」「退行期」の3つがあり、脱毛器の光が反応するのは「成長期」の毛のみです。個人差はありますが、毛が生え変わるペースはだいたい2~3ヵ月だといわれています。

脱毛効果を最大にするためにはこの毛周期を理解することが大事。脱毛サロンで施術を受ける際、一定の期間を空けて施術するのはそのためです。家庭用脱毛器を使って自分で施術する際も、毛周期に合わせて期間を空けると効果的に脱毛ができます。

脱毛中は日焼けしないように

光脱毛は、毛のメラニンという黒い色素に反応する光を照射することで毛にダメージを与える脱毛方法。そのため、肌が日焼けして黒くなっているとそのメラニンにも光が反応してしまい、やけどや炎症を起こしてしまいます。

脱毛を行っている間は日焼けしないよう、日焼け止めや日傘など紫外線対策を徹底しましょう!

ほくろやタトゥーは隠してから脱毛する

これも日焼けと同じ理由です。ほくろやあざ、タトゥーなどで肌に黒い部分があると脱毛器の光がその肌にも反応してやけどなどの原因になってしまいます。黒い部分に光が当たらないように隠してから照射を行いましょう。

小さく切った絆創膏やカバー力の高いファンデーション、修正液などを使って隠す方が多いようです。

サングラスなどを使用して目を保護する

出力が抑えられているとはいえ、家庭用脱毛器の光をまともに見てしまえば当然目を傷めます。
脱毛する範囲が広ければ広いほど照射する回数も多くなるので、何度も何度も光を見ることになり目へのダメージも大きくなります。できる限りサングラスなどを使用して目を保護してから照射を行うのが理想的です。

どうしても用意できない場合は、光を見ないように照射の瞬間は目をつぶる・目を背けるなどして目がダメージを受けないように注意しましょう。

部位によって出力を変える

肌ダメージを最小限に・脱毛効果を最大限にするためには、肌の状態や毛の生え具合によって照射の出力を変えて照射するのがベスト。

最初のうちは毛が濃いので弱めの出力でも十分効果がありますが、毛が薄くなってくるにつれて出力を上げる必要が出てきます。痛みを感じやすい部位には弱め、ツルツルになるまでしっかり脱毛したい部位は強めの光など、肌のコンディションや目指す仕上がりによって出力を調整しながら照射すると効果的です。

対応していない箇所には使わない

目元やVIO周りなど、粘膜付近のパーツはとてもデリケートな部分。家庭用脱毛器の説明書にも「粘膜付近には使用しないでください」と書かれているものが多いです。
VラインのみOKとなっている家庭用脱毛器もありますが、トラブルが起きたとしても基本的に自己責任。
デリケートな部位の脱毛は、万が一のトラブルの際にも対応してもらえる脱羽毛サロンやクリニックで施術してもらうのが安心・安全です。

照射漏れ・重複照射しないようにマーキングする

自分で家庭用脱毛器を使って脱毛していると、光を照射したところをそうでないところの境界が分からなくなってしまうことも。
まんべんなく照射できず毛が残ってしまったり、一度照射したところにもう一度照射してしまって肌を傷めたりしないよう、脱毛を始める前にマーキングすることをおすすめします。

黒いペンを使うと光がマーキングにも反応してしまうので、白インクの水性ペンを使うのがおすすめです。

手の届きにくい部位や粘膜の近くは無理して使わない

自分では見えない背中や手の届きにくいヒップ部分などは人に手伝ってもらうか、脱毛サロン・クリニックにお任せしましょう。

見えないところに無理に照射しようとすると、照射漏れや重複照射のリスクが高くなります。誤って粘膜に照射してしまう危険もあるので、VIO周りもサロンやクリニックに任せた方が安心です。

万が一のために軟膏を用意しておく

しっかり気を付けて使っていても、肌の状態によってはトラブルが起こってしまうこともあります。
特に乾燥肌・敏感肌の方や肌荒れしやすい方は、あらかじめ軟膏を手元に用意しておくと安心。万が一トラブルが起こってしまった際も、すぐに応急処置できます。
応急処置だけでは跡が残ってしまうこともあるため、できるだけ早く医療機関に診てもらうようにしましょう。

お風呂はシャワーのみで済ませる

脱毛後24時間以内は、入浴を控えてシャワーのみで済ませるようにしましょう。
脱毛後の肌は内部に熱を持っているため水分が蒸発しやすく、乾燥しがちです。湯船につかると肌の水分を守る皮脂などが流れてしまうため、乾燥が悪化します。お風呂の中の雑菌が毛穴に入ってしまう危険も。

ゴシゴシ洗うのも刺激になって肌を傷めてしまうので、脱毛後のシャワーは「軽く、優しく」を心がけましょう。

子供の手の届かない場所に保管

おうちに小さなお子さんがいる場合、家庭用脱毛器の保管場所には気を付けましょう。お子さんがおもちゃだと思って遊んでいるうちに目を傷めたり、やけどを負ったりする可能性があります。

家庭用脱毛器は操作が簡単なものが多いです。使わないときは、お子さんの手の届かない場所に保管することを徹底しましょう!

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