眉毛にも脱毛器は使える?眉毛の整え方と注意点を丁寧に解説
眉毛にも脱毛器は使える?
ほほ・もみあげ・あごなど、顔まわりの脱毛をしている、あるいは興味を持っている人は多いですが、眉毛も顔の中ではたくさん毛が生えている部分の一つですよね。
毛が伸びるスピードも早い上、意外と広範囲で生えてくるため、常にきれいな形を保っておくためには頻繁に手入れをする必要があり、手間がかかってしまいます。
そこで眉毛を脱毛したいと考える人も多いですが、眉毛にも脱毛器は使えるのでしょうか。
今回のコラムでは眉毛の脱毛について解説していくので、興味がある人は必見です!
目元まわりの脱毛は危険!
先に結論をお伝えすると、脱毛サロンや家庭用脱毛器で眉毛を脱毛することはできません!
その主な理由は以下の通りです。
目元まわりは皮膚が薄い
何となくイメージできる通り、脱毛器から照射される光やレーザーは目に有害です。
仮に間近で直接脱毛器の光を見てしまうと、目に熱が与えられて、火傷を負ってしまう可能性があります。
まぶたを触ってみるとわかりますが、目元の皮膚は非常に薄く、例えまぶたを閉じていても、脱毛器の光が貫通し、裸眼がダメージを受ける恐れがあります。
そのため、脱毛サロンで顔脱毛をする場合はアイマスクなどで目隠しをすることがほとんどで、出力を抑えられている家庭用脱毛器でもサングラスやゴーグルの使用が推奨されています。
しかし、眉毛は目に近すぎるため、目隠しをした状態でも悪影響を受ける危険性があります。
中には眉毛の脱毛を行っている脱毛サロン・クリニックもありますが、決しておすすめはできません。
また、家庭用脱毛器を使って自分で脱毛するのも眉毛に使用することは絶対に止めておきましょう。
脱毛器の照射面積が広すぎる
脱毛器の照射面積は機種によって異なりますが、およそ5~10㎠程度の広さがあります。
それだと目元を脱毛するには広すぎて、照射漏れや誤照射を引き起こす恐れがあります。
切り替えできるスモールヘッドが付属していることもありますが、間違えて残しておきたい部分まで光を照射してしまう可能性も捨てきれないため、眉毛の脱毛はおすすめできません。
ほとんどの脱毛器が対象外
最後の理由は、実際にほとんどの脱毛器が、目元まわりの脱毛が対象外になっていることです。
ほほ・もみあげ・鼻下・あごのような顔の下半分はほぼ全ての脱毛器が対応していますが、上半分にも使用できる脱毛器はほとんどありません。
商品説明欄を細かく読んでみると、非推奨や対象外になっている場合がほとんどです。
きれいに眉毛を整えるコツは?
もし眉毛を脱毛できたら普段の手入れもグッと楽になるかもしれませんが、残念ながらそれは難しいです。
やはり基本的には自分で手入れすることが大切なので、きれいに眉毛を整えるコツを解説します。
眉毛を整える際に用意するもの
眉毛を整える際には、まず以下のものを用意しましょう。
- アイブロウペンシル
- 毛抜き
- 眉毛用ハサミ
- コーム
- フェイスシェーバー
眉毛用ハサミは名前の通り、眉毛専用のハサミで、コンパクトなサイズが特徴です。
ただ、刃の部分がストレートな直線タイプと反り返っている曲線タイプの2種類があります。
直線タイプはピンポイントで毛をカットすることが可能で、より細かく調整することができます。
曲線タイプは眉毛に沿わせて使用することで、複数の毛をまとめて同じ長さにカットできるメリットがあります。
眉毛を整える手順
道具を揃えたら以下の手順で眉毛を整えていきます。
アイブロウペンシルで形を描く
まずはアイブロウペンシルを使って眉毛の形を描いていきます。
以下のポイントを覚えておくと、きれいな眉毛のラインを描くことができます。
- 眉毛の角度は10°が一般的
- 眉頭は目頭の真上
- 眉尻を小鼻と目尻の延長線上
- 眉山は全体の2/3あたり、かつ白目の終わりあたり
- 眉頭と眉尻は水平な一直線上
これがいわゆる眉毛の黄金比率!
実際にこれに沿って眉毛を整えてみると、かなりバランスが良くなったように感じます。
あとは左右対称にすることも大切です。
気を付けなければいけないのは、普段鏡で見ている自分の顔と、他人が見ている自分の顔は左右反対だということです。
写真に写っている自分を見て違和感を感じることは珍しくありませんが、それは鏡で見ている自分と反対だからです。
普段手入れしている時は左右対称のつもりでも、実際はずれが生じている場合もあるので、三面鏡などでチェックしながら左右のバランスを整えましょう。
描いた眉毛から下に外れている毛を抜く
きれいな眉毛を描けたら、次にそのラインから下に外れている毛を毛抜きで抜きます、
上に外れている毛は後回しで大丈夫です。
一気に多くの毛を抜いてしまうと、バランスを崩した時に調節が効かなくなってしまうこともあるため、細かくチェックしながら抜きましょう。
コームを使いながら長さを揃える
下のムダ毛を抜いた後は、眉毛用ハサミとコームを使って眉毛全体の長さを揃えていきます。
先にコームを下からあてて上にはみ出した分をカットし、次にコームを上からあてて下にはみ出した分をカットします。
その際のコツは、できるだけ同じ方向からハサミを入れるということです。
一定の流れに沿って毛をカットすることできれいな流れが生まれますが、逆に色々な方向からカットしてしまうと、長さが揃いにくいだけでなく、ボサボサした印象になってしまいます。
コームで流れを整え、他の毛を処理する
コームで全体の流れを整えて、違和感がないか確認しましょう。
問題がなければ、まだラインから外れている毛を毛抜きを使って抜き、他の産毛などはフェイスシェーバーでまとめて処理しましょう。
眉毛を整える際の注意点
眉毛を整える際もいくつか注意点があるので、一つひとつ解説します。
カットしすぎない
丁寧に手入れするあまり、カットし過ぎてしまうことは珍しくありません。
眉毛が細すぎたり薄すぎたりするときつい印象を与えてしまうため、こまめに顔全体のバランスをチェックしながら、カットし過ぎないように注意しましょう。
特に眉毛の上部分をカットし過ぎると、青い部分があらわになってくるので、細心の注意を払いながら手入れすることが大切です。
化粧水と乳液を塗ってから手入れをする
眉毛や周辺の肌が乾燥していると、毛が滑って手入れが難しく、肌を傷つけてしまう可能性も高いです。
あらかじめ化粧水と乳液を塗り、少し時間を空けることで、スムーズに手入れすることができるでしょう。
手入れが終わった後も再度化粧水と乳液を使用することで、乾燥肌になることを防ぐことができます。
毛抜きの使用は慎重に
毛抜きは根元から毛を抜くことができるので、黒いプツプツが残らず、きれいにムダ毛を処理することができます。
ただし、その分肌への負担が大きく、むやみに毛を引っ張ると、肌荒れや埋没毛を引き起こす恐れがあります。
できるだけ負担を軽減するためにも、毛が生えている流れに逆らわずに抜くことが大切です。
眉毛サロンならきれいに眉毛脱毛できる
「自分で手入れをすることが面倒」「上手く整えることができない」という人は、眉毛専用のサロンを利用することもおすすめです。
もちろん料金はかかりますが、手軽にきれいな眉毛を手に入れることができます。
これまで眉毛サロンを利用したことがない人のために、眉毛サロンの流れを解説します。
眉毛の形を決める
眉毛サロンに行く前に、どのような眉毛にしたいのかある程度決めておきましょう。
眉毛によって顔の印象は大きく異なるので、形状別の特徴を紹介します。
女性らしい曲線の眉毛
緩やかなアーチを描く曲線の眉毛は、女性らしい柔らかい印象を与えます。
自然なデザインなので、性別や年齢問わず受け入れられます。
大人っぽい直線の眉毛
キリッとした直線の眉毛は、クールで大人っぽい印象を与えます。
中性的なかっこいい女性になりたいという人にもおすすめです。
セクシーな太めの眉毛
太めの眉毛にすると、まるで外国人のようにセクシーなイメージが強くなります。
トレンド感も強く、特に女性には好印象です。
カウンセリングを受ける
眉毛サロンに行くと、まずはカウンセリングを受けることになります。
事前になりたい眉毛の形を決めておくことでスムーズに進みますが、まだ迷っている場合はここでプロに相談することもおすすめです。
自分のイメージを伝えるとそれに合った眉毛を提案してくれるので、デザインカタログなども見ながら、眉毛の形をより具体的に決めていきます。
脱毛前の下準備をする
眉毛のデザインが決まったら準備をしていきます。
顔の輪郭や骨格に合わせて微調整しながら、アイブロウペンシルで眉毛の形を描いていきます。
眉毛脱毛スタート!
眉毛サロンでは基本的にワックスを使って脱毛していきます。
アイブロウペンシルで描いた形に合わせて、ジェル状のワックスを塗布し、固まったところで剥がして毛を処理していきます。
ワックスで抜ききれなかった細かい毛は、毛抜きや眉毛用ハサミを使って丁寧に整えていきます。
仕上がりを見ると、施術前との違いにきっと驚くことでしょう!
アフターケアをして終了
脱毛後は肌が敏感になっているため、念入りにアフターケアをして終了です。
保冷剤や濡らしたタオルでよく冷却した後、化粧水・乳液・美容液などでダメージを受けた部分をケアします。
古い角質が取り除かれ、毛穴もすっきりします。
眉毛サロンで眉毛脱毛する際の注意点
眉毛サロンならさすがプロなだけあって、きれいに眉毛を整えてくれますが、いくつか注意点もあります。
それらも踏まえた上で利用を検討しましょう。
時間とお金がかかる
アイブロウメニューの平均的な料金はおよそ4,000円前後で、ちょっと安めの美容院のカットと同じくらいの料金がかかります。
そして施術時間は15〜30分ほど要するということも覚えておきましょう。
直前に眉毛の手入れをしてはいけない
アイブロウメニューを受ける場合、その直前に自分で眉毛の手入れをしてしまうと、毛の長さが足りず、施術を受けることができません。
サロンによって異なりますが、およそ2週間程度は手入れを控える必要があるため、その間眉毛は伸びっぱなしになってしまいます。
眉毛はまた生えてくる
眉毛サロンの脱毛に抑毛・制毛効果はなく、何度施術を受けてもまた毛は生えてきます。
きれいな状態を維持するためには定期的にサロンに通い続け、その都度料金を支払わなければいけません。
多少の痛みを感じる
眉毛サロンの脱毛はワックスや毛抜きを使用するため、多少の痛みが伴います。
決して耐えられないほどの強い痛みというわけではありませんが、肌が敏感な人は多少赤く腫れることもあるかもしれません。
スタッフの技術に差がある
最後に、いくらプロと言ってもスタッフによって技術に差があることを覚えておきましょう。
仕上がりを安定させるには、信頼できるお気に入りのスタッフを見つけて、毎回指名することがおすすめです。
まとめ
眉毛と脱毛の関係やお手入れ方法について解説しましたが、まず覚えておいてもらいたいのは、絶対に眉毛に脱毛器を使ってはいけないということです。
高確率で目がダメージを受ける危険性があります。
眉毛を整えるには自分で手入れするか眉毛サロンを利用することをおすすめします。
眉毛サロンの料金は安くはありませんが、それに見合うだけの違いを感じることができるので、まだ体験したことがない人は一度利用してみることをおすすめします。
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