虫歯治療・歯列矯正中の脱毛はNG?歯と脱毛の関係を解説
歯と脱毛は関係ある?
脱毛は肌の調子や身体の状態によって何かしらの異常を引き起こす恐れがありますが、一つ気になるのが歯との関係性です。
例えば虫歯の治療中だったり、歯列矯正をしている人はたくさんいますが、そのような場合で口内に金属類があっても安全に脱毛することができるのでしょうか。
脱毛サロンに通っているのであれば、スタッフに尋ねれば解決しますが、例えば家庭用脱毛器を使って自分で脱毛している人もいるでしょう。
そういった人たちはあくまで自分で判断する必要があるので、今回のコラムでは歯と脱毛の関係について解説していきます。
歯の治療による脱毛への影響は?
歯の治療といっても実際は様々なパターンが考えられます。
よくある例とその影響を解説するので、特に自分が当てはまる項目はよくチェックしておいてください。
虫歯
まず虫歯がある場合に関しては、基本的に脱毛することは可能です。
脱毛によって虫歯が悪化することや、虫歯によって脱毛効果が下がるといったことはありません。
ただし、理解しておかなければいけない点が二つあります。
一つ目は、虫歯があるときに顔まわりを脱毛すると、脱毛と虫歯の刺激が重なり、より強い痛みを感じる場合があるということです。
そのため、痛みに弱い人は虫歯が完治するまで脱毛しないことをおすすめします。
そして二つ目は、何かしらの薬を服用していた場合、副作用を引き起こす恐れがあるということです。
例えば痛み止めの薬を飲んだ日に脱毛したことによって、肌が炎症を起こすというようなことが考えられます。
銀歯
銀歯がある場合は、脱毛サロンによっては施術を断られてしまう場合もあります。
というのも、銀歯のような金属が口内にあると、脱毛器から照射された光やレーザーによって銀歯が熱を帯び、火傷を負ってしまう可能性があります。
家庭用脱毛器を使用する場合も同じ危険が伴いますが、対処法は銀歯にコットンをあてた状態で脱毛するということです。
光が直接当たらないようにすることで、安全に脱毛することができます。
差し歯
差し歯には金属以外にもプラスチックやセラミックといった様々な素材のものがありますが、金属製の差し歯は銀歯と同様、脱毛すると火傷を負う危険があります。
しかし、対処法も同じでコットンをあてることで安全に脱毛することが可能で、それ以外の素材であれば基本的にそのまま脱毛しても問題ありません。
歯列矯正
近年では歯列矯正の技術も進化しており、矯正器具の種類も幅広くなってきています。
ブラケット、ワイヤーのようにいくつかのパーツに分けられ、それぞれ使用される素材も異なります。
少なくとも金属が使用されている場合はそのまま脱毛することはできませんが、金属が使用されていない場合でも脱毛サロンのスタッフや歯科医に相談しましょう。
インプラント
インプラントは歯茎に金属が入っている状態であり、他の場合と同様、その箇所は避けて脱毛しなければいけません。
歯茎に入っている状態であるため、コットンで対処できるかも状況によって異なります。
ただ、インプラントがある状態で脱毛すると、火傷を負う危険があるだけでなく、インプラントが歯茎の中で変形してしまう可能性もあります。
そうなると一大事なので、インプラントに近い場所の脱毛はおすすめしません。
マウスピース
ゴム製のソフトタイプやプラスチック製のハードタイプがあるマウスピースですが、素材に関係なく、取り外せば安全に脱毛することができます。
もしマウスピースを外せない理由がある場合は、その旨をスタッフに伝え、材質を確認してみましょう。
詰め物
虫歯の治療の際に使われる詰め物も、中には金属が含まれる場合があります。
そのまま脱毛すると火傷を負ってしまう可能性があるため、虫歯治療と脱毛が被ってしまう場合には、詰め物の素材を把握しておくようにしましょう。
顔脱毛のメリット
これまでの説明からわかる通り、金属が口内に含まれている時に脱毛することは基本的に推奨されていません。
しかし、長期間にわたって歯の治療を受けなければいけない人も多く、場合によっては顔脱毛を諦めなければいけない可能性もあります。
次に顔脱毛のメリットを解説するので、顔脱毛を本当に行う必要があるのか、今一度考えてみましょう。
ムダ毛処理をする必要がなくなる
顔脱毛のメリットの一つはムダ毛処理をする必要がなくなるということです。
男性なら毎日ヒゲを剃る手間がなくなり、忙しい朝も今よりゆっくり準備することができます。
肌のトーンが明るくなる
ほほ・おでこ・鼻下・あご・もみあげなど、男女問わず、顔まわりには無数のムダ毛が生えています。
それらがなくなると肌のトーンが明るくなり、脱毛前より美白になります。
化粧ノリがよくなる
産毛がなくなることで肌がツルツルになり、化粧ノリもよくなります。
脱毛の回数を重ねるうちに、徐々に違いを感じ取れるようになるでしょう。
毛穴が目立たなくなる
毛が生えてこなくなると、毛穴も引き締まって目立たなくなります。
きめ細かい肌になり、至近距離で顔を見られても問題ありません!
顔脱毛はどこを脱毛する?
先ほども軽く触れましたが、顔脱毛は具体的にどこを脱毛するのか解説します。
特に歯の影響を受けやすい口まわりについてはよくチェックしておきましょう。
鼻下
特に男性人気が高い部位が鼻下です。
皮膚が薄く、痛みを感じやすいですが、ヒゲが密集しており、もともと毛深い人は青ヒゲになってしまうことも珍しくありません。
女性でも鼻下に産毛が生えていることは多いため、ここを脱毛することでかなり印象がかわります。
あご
同じくヒゲが密集している部分があごです。
丁寧に揃うとするあまり、この部分でカミソリ負けを起こしている男性もたまに見かけます。
顔の中でも前面に突出している部分なので、ここがツルツルになれば顔全体の印象がきれいに見えます。
あご下
あご下(首)もカミソリによって肌荒れを起こしやすい部位です。
ただし、口からは少し距離があるので、口内に金属があっても、このあたりであれば比較的安全に脱毛することができます。
ただし、それでも危険が全くないわけではないため、最初は出力を抑え、様子を見つつ慎重に調節していきましょう。
ほほ
面積が大きい分、脱毛した時の違いを感じやすい部位がほほです。
男性でもほほに太い毛が生えることはあまりありませんが、性別に関係なく産毛をなくすことで清潔感が大きくアップし、化粧ノリもよくなります。
もみあげ
もみあげは顔の中では比較的毛が密集している部位で、ここを脱毛することでフェイスラインがきれいになります。
ただし、奥歯に金属がある場合にもみあげを脱毛する際は十分注意しましょう。
おでこ
主に女性に人気の部位がおでこです。
おでこを脱毛すると産毛がなくなるだけでなく、生え際をきれいに整えることができるため、見た目の変化も大きいです。
口からは遠いため、銀歯や歯列矯正に関係なく脱毛できますが、その分誤って目に光を当ててしまわないよう細心の注意を払いましょう。
金属が含まれている場合の顔脱毛に注意!
歯の治療と脱毛の関係について解説してきましたが、参考になったでしょうか。
本文でも述べた通り、虫歯治療でも歯列矯正でも、注意すべきはそれらの器具に使用されている素材です。
もし金属が含まれていると火傷を負ってしまう可能性があるため、脱毛する場合は専門家の指示を仰ぎましょう。
家庭用脱毛器を使って自分で脱毛する場合は、確実なのは顔脱毛を控えるということです。
どうしても脱毛する場合は出力を抑えた状態でスタートし、異常が起きないか確認しながら徐々に調節していくことをおすすめします。
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